夏――。統合失調症のこの男性は、自らを子供と認識し、学校へ行っていないのは夏休みだからだと考えていた。宿題があるわけでもないのに夏休みの日記をつけていた男性…。ある日を境に、その日記の内容が一変する。近所の海へと遊びに行っていた男性の手には意識のないウェットスーツを着た女性の姿があった。実際に子供であれば、大人の女性を抱え上げることは相当大変なはずだが、身体は大人である男性は軽々と女性を持ち上げる事ができた。そしてそれを疑問に思わない男性は彼女を部屋に●●すると、逃げられないように縛り上げた。無意識のうちに亀甲縛りを行っていたのは大人の精神を持っていた頃の記憶だろうか…。その日の日記の冒頭にはこのように綴られている。
「今日ぼくは海でニンギョをみつけました。とてもめずらしかったので、家につれてかえって育ててみることにしました。」
拘束したまま餌を与え、刺激を与え、悪戯し、反応を示すと無邪気に喜ぶ。性に対して何も知らない子供の悪戯心は、人魚がより反応を示す場所を重点的に責め立てるようになる…。胸、尻、股間…。肉体が覚えているのか、時に大人のような責め方を行う…。拘束され悪戯される日々の中で、徐々に精神が崩壊し、自らも自分が人魚であると勘違いするようになる女性ダイバー。共に失われていく理性の中で繰り広げられ続ける営みに無類のフェティシズムを感じる…。



