冬に始まった就職活動は春が過ぎ夏になっても未だ内定が出る気配もなく、絵里子は就活に苦戦しています。ある夏の日、卒業論文作成で致命的なミスを指摘されたことをきっかけとしてストレスは臨界寸前となります。
そんな彼女に追い打ちをかけるようにリクルートスーツ姿で向かった面接は支離滅裂な回答をして面接官の印象は最悪なものとなってしまいました。その帰宅途中、見慣れた田園風景が目に入ります。近道をしようと畦道に足を踏み入れパンプスが泥で汚れるのを見た絵里子は怒りが爆発します。「思い通り」にならない就職活動の結果をリクルートスーツせいだと吐き捨てると、リクルートバックやパンプスを休耕田の泥の中に投げ込んでしまいます。そして、なんと、田んぼの中に入っていきリクルートスーツを泥だらけにしていきます。
タイトスカートもジャケットも、その下の真っ白なブラウスもこれでもかというくらいに「思い通り」に泥だらけにしていくと絵里子の気持ちは落ち着いてきます。しかし、畦道に座り込み。泥だらけになった自分のリクルートスーツ姿を見ると途方に暮れるのでした。


